内モンゴル便りーサジーと文化編ー
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サジーコラム

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内モンゴル便りーサジーと文化編ー

サジー 栄養 2025.05.30

広大な自然と伝統文化が息づく内モンゴル。その中でも特に注目されているのが、蛮漢山周辺でしか採れない希少なサジーです。サジーの特徴や、現地ならではの使われ方、そして内モンゴル特有の食文化やおもてなしの習慣についてご紹介します。

01.世界でここだけ!ビコアサジー®が採れる場所

ビコアサジーは内モンゴルの蛮漢山周辺で自生している

サジーワンの商品に使用しているビコアサジーは、内モンゴルの蛮漢山とその周辺地域で主に採ることができる、とても希少なサジーです。

02.現地での使われ方~昔は種子オイルが主な商品だった~

サジーオイルは美容に良い

90年代以前は緑化植物としてのみ活躍していましたが、90年代以降からサジーの種から採れるオイルが美容に良いことなどがわかり、内モンゴルを中心にサジーオイルを使った化粧品や薬品が普及しました。

03.砂漠化防止のために~サジーで広がる緑化活動~

国のプロジェクトで緑化が盛んに行われてきた

1950年代から、内モンゴルで砂漠化防止のためにサジーの植林が始まりました。標高が高い上に寒暖差が激しく、紫外線や干ばつが酷い中で育つサジーは、砂漠化防止にぴったりだったのです。

04.日本とココが違う!内モンゴル独特の文化

内モンゴルの1日の食事量は日本の約2倍

内モンゴルの人々は大食漢の方が多いです。朝から大量(日本の夜ご飯よりも多い量)の肉料理を食べ、夜はさらに大量のご飯を食べます。朝ごはんは1~2時間くらいかけてやっと食べ終わります。

大事なお祝いの時は「ハダ」という青い布を贈る

「ハダ」はシルク生地の青い布で、敬意を表すために贈ります。賓客のもてなし、結婚式や誕生日のお祝い、長旅の別れの時など様々な機会で、最大の願いを表現するためにハダが棒げられます。

もてなしのお酒を飲まないのはNG!?

内モンゴルでお酒は貴重な飲み物という位置づけにあり、お酒を出すことで、尊敬と愛着を表現します。お酒を飲まないことは、振る舞ってくれた相手に対し『誠意を持って接したくない』という意味になるため、出されたお酒は飲むのが基本です。お酒が飲めない場合は器に口を付けて、友情を受け入れたことを示します。

内モンゴルの豊かな自然と独特の文化、そして希少なビコアサジーが生まれる背景には、長い歴史と人々の知恵があります。その魅力や価値を知ることで、サジーをより深く味わい、身近に感じていただけたら嬉しいです。