サジーコラム
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内モンゴル便り #4【内モンゴルの暮らしと食】
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autumn COLUMN 2026
食卓から見る、内モンゴルの暮らしと食。
日本とは少し違う、内モンゴルの食文化を深堀り。
毎日の食卓には、その土地ならではの暮らしや文化が表れます。
今回は、サジーの故郷・内モンゴルの食事量やお酒、肉料理など、少し意外な食文化をご紹介します。
Section 01
朝食は日本の約2倍。内モンゴルの朝ごはん
内モンゴルを訪れて驚くことのひとつが、食事の量と食べ方です。実は、一日の食事量は日本の約2倍ともいわれています。
なかでも大切にされているのが朝食。日本の夕食にも負けないほどしっかりとした肉料理や温かい料理が並び、家族や仲間と1〜2時間ほどかけて、ゆっくり食事を楽しむ光景も見られます。
日本では少し意外に感じるかもしれませんが、広大な自然と厳しい気候の中で暮らす人々にとって、朝にしっかり食べることは、一日を元気に過ごすための大切な習慣なのです。

Section 02
食卓に息づく、おもてなしの文化
内モンゴルでは、食卓は食事を楽しむだけでなく、人とのつながりを深める大切な時間とされています。
特にお酒は、古くから大切にされてきた飲み物です。ゲストにお酒を振る舞うことは、相手への敬意や親しみを表す、おもてなしのひとつとされています。
もしお酒が飲めなくても大丈夫
杯にそっと口をつけるだけでも、「あなたの温かい気持ちと友情を受け取りました」という意思表示になります。大切なのは飲むことではなく、相手の気持ちを受け取ること。その心遣いが何よりも大切にされています。
相手を思いやり、その気持ちを受け止める。そんな温かな文化が、今も内モンゴルの食卓に根づいています。
Section 03
寒い地域だからこそ育まれた食文化
内モンゴルのフフホト市周辺は、冬の寒さが厳しく、乾燥した気候が特徴です。こうした環境から、お米よりも羊肉や牛肉、小麦を使った麺類や点心などが、日々の食卓で親しまれてきました。


なかでも、もちもちとした皮で具材を包んだシュウマイや、温かい羊肉料理は、多くの人に親しまれている定番の料理です。
気候に合わせて食材を選び、毎日の食事を大切にする工夫が、今も暮らしの中に根づいています。
おわりに|今日の食卓を、少しだけ大切に
内モンゴルの暮らしを知ると、食べることは、お腹を満たすだけでなく、毎日の暮らしを支える大切な時間なのだと感じます。
今夜は少し肩の力を抜いて、温かいスープやお茶をゆっくり味わいながら、ご自身のからだをいたわる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。