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Column
内モンゴル便り【内モンゴルの伝統衣装】
その他 2026.03.05

SPRING COLUMN 2026
今と昔を繋ぐ、
変わりゆく内モンゴルの衣装
草原を渡る風のように、やさしく、しなやかに。
内モンゴルの人々がまとう伝統衣装「デール」には、
時代を超えて受け継がれてきた知恵と美しさが息づいています。
Part 01
草原に息づくデールの知恵と美
広い草原で暮らす遊牧民にとって、衣は「命を守る道具」でした。 昼夜で30度も気温が変わる厳しい環境で、厚手の毛織物を腰帯(ブス)でぎゅっと締めることで、冷たい風から身を守ります。
Editor’s Memo
帯にはナイフや小袋を吊るし、まるで「着るリュック」。 移動の多い暮らしから生まれた、美しく合理的な仕組みです。
伝統が織りなす、衣装のしるし
DETAILS OF DEEL

1.マルガイ(帽子)
2.デール
3.ブス(帯)
4.ウムドゥ(ズボン)
5.ゴタル(ブーツ)
Part 02
輝きをまとう誇り、現代の「正装」へ

時代とともに、デールの役割も進化しています。かつての「命を守る衣」は、今では絹やポリエステルを用いた優雅な「ハレ着」へと姿を変えました。
日常が洋服に変わった現代でも、結婚式や卒業式、民族の祭典「ナーダム」など、人生の節目には必ずデールが選ばれます。それは、単に懐かしむためではなく、自分のルーツを祝うシンボルとしての意味をもちます。
「家族が元気で過ごせますように」
襟元に縫い込まれた細やかな刺繍には、今も昔も変わらない、大切な人を想う願いが宿っています。文化を「今を楽しむ」人々の手によって、デールは今日も未来へと受け継がれています。

心ごと着る、想いをまとう衣。
あなたの日常にも、
そんな「お守り」のような習慣を。