「わたし」の調子は、腸しだい。

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「わたし」の調子は、腸しだい。

栄養 健康 美容 2026.04.24

WINTER COLUMN 2025

わたしらしさをつくる、小さな習慣

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健康的な生活を過ごしたい、若々しくいたい!そう思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
皆様のそんな思いを叶えるには「腸内環境」を整えることがとても大切です。

近年の「腸活」ブームも手伝って、腸内環境を整える大切さは広く知られるようになりました。腸は栄養素を体に摂り入れるための重要な器官です。

わたしは、腸でととのう

腸の働きが乱れると、栄養が行き届かず、老廃物が巡ってしまうことも。冷えや疲れ、肩こり、肌荒れ、肥満など、思わぬ不調にもつながってしまいます。腸は全身の健康をつかさどる重要な役割を果たしています。
腸がきちんと排出できていることは、健やかな毎日だけでなく、ダイエットや美肌作りにもつながります。

やさしさを育てる、腸のちから

また腸には人の体の7割もの免疫細胞が存在しています。腸を健康に保つことで免疫力がアップし、外から入ってくる病原菌やウイルスに対する抵抗力が増します。

静かにととのう、わたしのバランス

腸内には多くの種類の細菌がすみついていて、善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが腸内環境を左右します。この腸内細菌のバランスを崩さないことがとても大切です。

腸のなかに棲む3つの声

善玉菌とともに育つ、わたしの腸

赤ちゃんの腸内は、ビフィズス菌を中心とした善玉菌で満ちています。けれど、成長とともにその割合は変わり、3歳ごろには20%ほどに落ち着いていきます。
そして年齢を重ねるにつれて善玉菌は減少し、悪玉菌が増えることも。腸内フローラは、日々うつろい続けるわたしの内側です。

腸をととのえる、毎日の選択

腸を整えるためには、生活習慣の見直しが大切ですが、なかでも「食事」はいちばん身近なアプローチ。
腸によい食事には、2つの視点があります。

生きた菌をとどける
プロバイオティクス


ヨーグルトや納豆、味噌やキムチなどに含まれるビフィズス菌・乳酸菌など、善玉菌そのものを摂ること。これらは「プロバイオティクス」と呼ばれ、腸にとどいて悪玉菌のはたらきを抑えてくれます。
菌の種類はさまざま。1種類を続けるより、月ごとに変えていくのがおすすめです。また、腸が活発になる夜に摂ると、よりよい働きが期待できます。

善玉菌を育てる
プレバイオティクス


もうひとつ大切なのが、善玉菌の”ごはん”になる食材を摂ること。これを「プレバイオティクス」と呼びます。
オリゴ糖、不溶性・水溶性の食物繊維などを含む食材――
豆類、ごぼう、玉ねぎ、アボカド、バナナ、そして海藻やきのこ類。白砂糖の代わりにオリゴ糖シロップやてんさい糖を使うのも、やさしい選択です。

ふたつをあわせて、腸によりそう

プロバイオティクスとプレバイオティクスをあわせて摂ると、腸にとってうれしい相乗効果が生まれます。

ほんの少しの工夫で、腸はやさしく応えてくれます。

つづけることで、変わっていく

腸内フローラは日々ゆるやかに変化していきます。その変化を感じられるまでには、約3ヶ月ほどかかるといわれています。
せっかく育てた善玉菌は、やめてしまえば元に戻ってしまう。だからこそ、”つづける”という選択が、いちばんの力になります。

腸は免疫の7割を担っています。けれど、残りの3割は「こころ」と「自律神経のバランス」。

よく寝て、よく笑って、気持ちよく動く。
自然に触れ、ストレスを手放すことも、大切な腸活のひとつです。

腸と心、「どちらも大切にすること、それが『わたしらしさ』につながっていくのかもしれません。

教えてくれた人
管理栄養士・フードスタイリスト・食育インストラクター
吉野 愛 さん

江上料理学院にて勤務、講師経験を経て、管理栄養士として独立。健康的なメニューの開発、栄養アドバイス、野菜ソムリエ、食育インストラクターなどの栄養講座の講師やフードスタイリストとして活動中。2児の母としての目線もいかして、幅広い活動を行っている。

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